タイ料理はコストパフォーマンスが高いだけではない
私はタイのバンコクで生活していますが、基本的に食べる料理はタイ料理です。タイで就業することを選んだ理由の1つは、タイ料理に惚れ込んだことです。1日3食がタイ料理でも、まったく問題ありません。逆に殆ど毎日3食、タイ料理を食べていると思います。
断じて言いますが、お金がないから日本食を食べない訳ではありません!
上の写真は、ある日の昼食に屋台で食べたタイ料理(カオマンガイ)です。なんと値段は35バーツです。安い、早い、美味いの3拍子が揃ったタイの屋台料理です。更に激辛党の私にとって、タイ料理は唐辛子をアホほど使ってくれるので、正に非の打ち所のないパーフェクトな料理です。
ちなみに1バーツは約3.4円(2017年11月時点)のため、たったの120円です!この価格は普通盛りの値段ですが、大盛りにしても40バーツ(日本円で137円)。たった5バーツ値上がりするだけです。はっきり言って、タイで食べる屋台のタイ料理は、食べた後に満足させて貰えるだけでなく、懐にも優しい料理でしょう。
タイの食生活の魅力は、安いタイ料理だけではない!
旅行者にとっては、タイの屋台で食べる本場の安価なタイ料理は、とても楽しめると思います。また、タイ料理が好きな方なら、旅行期間中は、毎食のようにタイ料理を食べるのではないでしょうか。
ただし、タイで在住する日本人の方々の中には、タイ料理が口に合わないという方も中にはいらっしゃいます。または、日本料理の店が近くにあるのなら、外食の場合はタイ料理でなく常に日本食を選択する、と言う方もいます。
確かに仕事の関係で仕方なくタイに赴任されている方にとっては、タイ料理や屋台料理に興味を持てないのかもしれません。また、確かに好きでタイに住んでいる方でも、タイ料理は好きでないという方もいます。
私の知っている日本人の方は、タイが好きで移住して来ているけれど、まったくタイ料理を食べません。私からすれば、なんでタイ料理を食べないのか疑問です。しかし、特にタイのバンコクでは、タイ料理に拘らなくても、毎日の食生活を楽しむことができます。
バンコクでの日本料理レストランの店舗数
タイのバンコクで生活する利点の1つは、日本人が食生活にまったく困らない環境だということです。その理由は、日本食レストランの数がとんでもなく多いことです。
JROの調査(2015年)によれば、タイ全国で2,364店舗が営業しており、そのうちバンコクで営業するのは1,579店舗にもなるそうです。とんでもなく多いですね。
参照元)タイにおける日本食市場動向調査結果2015 | JRO 日本食レストラン海外普及推進機構
バンコクに在住する方にとって、日本料理店を見つけるのは非常に簡単であり、生活圏内に多くの日本料理屋があると言えます。バンコクも広いので、エリアによっては店舗数が少ないかもしれませんが、都心部の店舗数は桁違いに多く、近年は競争が大変激しくなっていると思います。
つまり、タイに移住したからといってタイ料理だけを毎日食べる必要もなく、大概はいつでも、どこでも日本食を食べることが出来ます。
当然ながら、中華料理店やイタリア料理店、フランス料理店、インド料理店、メキシコ料理店など、多国籍にレストランが存在するため、日本人にとって食を楽しむには嬉しい都市であると思います。
海外で働く場所の選択肢の1つがバンコク
タイ大使館へ提出されている在留届の数だけで言えば、2016年の調査で70,337人もの日本人がバンコクに住んでいます。
参照元)在タイ日本国大使館ウェブサイト
これだけの日本人が住んでいるので、日本食レストランだけでなく、日本人御用達のスーパーも存在します。
また、在住する日本人向けの不動産屋や、携帯電話ショップ、日本語対応可能な銀行など、益々サービスが充実しています。
英語やタイ語が多少苦手でも、生活に支障が出ない環境が揃ってきているのは凄いことです。日本でタイ人が生活することを考えれば、雲泥の差ではないでしょうか?
ただし一言付け加えるなら、タイでそれなりの生活レベルを維持しようと思うと、それなりの収入が必要となりますが・・・。
タイ料理が好きでも食べすぎには用心
タイ料理好きの私も、最近は毎日タイ料理ばかりを食べていては良くないのでは、という問題を考えるようにはなってきました。
- タイ料理は油を多用するので、脂質を摂り過ぎる
- 大勢でタイ料理をシェアしないと、特に野菜を食べないので、栄養バランスが偏りがち
大好きなタイ料理を食べたいですが、健康を気遣う必要もあるので、悩ましいですが時にはバランスの良い食事を取り入れていこうかと思います。でも基本はタイ料理を食べ続け、タイ生活を満喫したいと思います!
- 投稿タグ
- タイ移住生活