タイ生活の日課は毎朝アイスコーヒーを飲むこと

朝の日課はブラックのアイスコーヒー

タイ生活の1日のリズムを作るため、日課として毎朝アイスコーヒーを飲んでいます。自宅では朝起きたらシャワーを浴び、その後に熱いホットコーヒーを飲みながら、朝食を取っています。ここまでは、まだプライベートの時間です。

会社に出社するとプライベートから仕事モードに切り替える必要がありますが、そのモードを切り替えるために、私はアイスコーヒーを飲んでいます。ホットじゃないのは、単に暑いからです。

朝のアイスコーヒーを飲むと、仕事に取り組む気持ちに何故か切り替わります。単なる思い込み、と突っ込まれればそれまでですが...。

ですが、毎日続けると、いつの間にかアイスコーヒーを飲む習慣がやめられなくなります。どんなに朝から仕事がバタバタしていても、欠かさずアイスコーヒーを飲み続けています。これってカフェインの影響ですね?

屋台のインスタントコーヒー

タイでは街の通りで営業する屋台で飲み物を買うことができます。タイでは屋台形式のコーヒースタンドや、家の1階を改造したオープンカフェ、スターバックスのようなチェーン店などと色々なショップから選ぶことができます。

道で営業している屋台では、安いところだと20バーツでアイスコーヒーが一杯飲めます。屋台によっては30バーツや40バーツするところもあるのですが、屋台によって使っているコーヒー豆が違います。当然ながら安いコーヒーには粉末コーヒーが使われているので、コーヒーの旨みを味わうことはできません。

一方で本格的なコーヒーを飲みたいのなら、スターバックスなどのコーヒーチェーン店を利用するればハズレはないと思います。ですが、最近ではBTSなどの駅構内のコーヒースタンドや街中のオープンカフェでも、エスプレッソマシンが使われているので、美味しいコーヒーに出会えることもあると思います。ただ、スターバックスのようなチェーン店は価格も高く、アメリカーノを注文すれば、80バーツぐらいします。

たしかに本物のコーヒー豆から作るコーヒーは美味しいですが、タイの屋台のコーヒーも粉末のインスタントコーヒーをつかっているとは言え、何度も飲んでいると、飲みなれてしまうところが恐ろしいです。最近では、20バーツのアイスコーヒーでも問題なく楽しめている自分がいます。

そんな私は、絶対にブラックコーヒーしか飲みません。甘いコーヒーが苦手だからなのですが、タイ人の感覚で砂糖を入れられると、激甘すぎて飲めないからです。

ブラックコーヒーを飲むタイ人は少ない

タイの方も良くコーヒーを飲んでいるのですが、コーヒーにたっぷりのミルクと砂糖を入れて、甘い甘いコーヒーを楽しんでいます。

逆にタイでは砂糖やミルクを入れないコーヒーは、まだ文化として根付いていないためか、屋台などでブラックコーヒーを注文すると、お店の人に「苦いけど飲めるの?」と聞き返されたりします。

そのためブラックコーヒーを屋台で注文する場合、注意して作っているところ確認していないと、お店の人が勝手に砂糖やミルクを入れてしまいます。これまで、何度間違って砂糖やミルクを入れられたことか...。

気の優しい私は、「マイペンライ」と言って、甘い甘いコーヒーを我慢して飲みます。結局、コーヒーを飲んだ後に、甘い口の中を水で潤したくなり、後悔するのですが。

ブラックコーヒーの注文は難しい

最近でこそタイでも、安心してブラックコーヒーを屋台でも飲めるようになりました。それは、ネスカフェの普及でしょうか?

インドネシアなどの東南アジアの国では、インスタントコーヒーの粉末に、最初から砂糖やミルクが加えられたものが多くあり、ブラックコーヒーを飲みたくても飲めないことがありました。おそらくインドネシアでは、砂糖入り粉末コーヒーが一般的なのかと思います。

ご存知の方も多いかと思いますが、タイで最初に緑茶が販売され始めた頃、すべてのお茶の飲料に砂糖が加えられていました。お茶だと思って飲んだときの違和感は、壮絶なものがありました。それほど、タイでは飲料には砂糖はデフォルトで入れられていました。

今でこそ、おーいお茶など、ノンシュガーの緑茶飲料も販売されるようになり、美味しく緑茶も楽しめるようになりましたが。

日課を楽しむのもタイ生活

せっかくタイで生活しているのですから、せかせかした社会にまきこまれて生活に追われるのではなく、ゆったりと朝のアイスコーヒーを楽しんで、仕事に取り掛かることを楽しんでいます。

これが私のサバーイ・サバーイの1つです。

最近は1日に4~5杯もコーヒーを飲んでいますが、ちょっと惰性で飲みすぎでしょうか。