タイ・バンコク生活では家政婦を雇う選択肢もあり

掃除や洗濯を自分ですることは時間の浪費

日本にいたときに一人暮らしをしていたのですが、掃除や洗濯にかける時間がいつも無駄だと感じていました。掃除や洗濯に使う時間があるならば、他にもやりたいことに時間を使いたいと思っていました。

ところがタイに移住してから、このような問題は簡単にお金で解決できることがわかったのです。つまり、お金で労働してくれる家政婦さんがタイにはまだまだ多くいるので、彼女達を雇えば解決するということです。

タイのバンコクでも、最低賃金で働く人たちがたくさんいます。彼/彼女たちの給料は、月額の手取りで10,000THB未満がほとんどです。そんな彼/彼女たちに、アルバイトとして家政婦をやってもらうのは、お互いにWin-Winの関係になります。

実際には、どのような条件で働いてくれるのか紹介したいと思います。

家政婦といってもパートタイム

私が雇っている家政婦さんは、パートタイムで働く女性です。完全に家に住み込みで働くような家政婦さんとは違うので、寝る場所等を彼女に提供する必要もありません。非常に楽な関係です。

彼女にお願いしている仕事は以下の5つです。

  • 洗濯
  • アイロンがけ
  • 食材の買出し
  • ミネラルウォーターの補充
  • 突発的なお願い

私はサービスアパートに住んでいますので、毎週1回、ベッドのリネン交換や部屋の掃除、トイレ掃除、風呂掃除をアパートのサービスとして提供してもらっています。当然ながら、サービスアパートなので、これらのサービス費用は、アパートの家賃に含まれています。

ですが、先に挙げた洗濯などの5つについてはサービスの対象外になっています。そのため、私はサービスアパートで働くお姉さんに、パートタイムジョブのかたちでお手伝いをお願いしています。

特に指定はしないのですが、彼女が気づいたとき仕事をしてくれているので、週に2回ぐらいの実働です。

これだけの仕事ですが、1回にかかる時間はおよそ1時間程度。月に8回と換算すれば、8時間の労働です。

彼女が提示した賃金は、たった500THB(約1,600円)です。安い!

このような安い賃金にも関わらず、彼女はたいへん喜んでいるのですから、正にWIN-WINでしょう。逆に良くして働いてもらっているので、たまにチップを渡したり、お菓子を差し入れしたりしています。

出稼ぎでバンコクに来るタイ人たち

まだ現在でも、タイの地方から出稼ぎに来る人はたくさんいます。そのような方たちの中には、家政婦のような安い賃金の仕事にでも従事します。仕事が自分に合っているからという理由なのかわかりませんが、家政婦を長くやっている人は結構います。

私は既に最高の家政婦さんがいますが、タイ人の友達から、家政婦は必要ないかと聞かれることが多々あります。チェンマイやパヤオ、チェンライの北部の貧しい地域からバンコクに出稼ぎに来たいという18歳から24歳ぐらいの女の子を紹介されます。

人によっては、住み込みで働きたいという申し出もあるのですが、こちらとしては一緒に住むのは勘弁ですし、既に家政婦さんがいるので断っています。

たしかに住み込みの家政婦さんであれば、食事も作ってもらえたりするので、栄養管理の面でもメリットはあるかと思いますが、何か政略的な裏の考えがありそうで怖いので、今までそのような話を受けたことはありません。

誰かを人柱にしてみようか、と考えることはあるのですが・・・。

無駄な時間はお金で解決できるタイ

タイで生活し働くことは、日本と環境がまったく違うため、色々と大変なこともあります。ただし、タイでの生活が最高な理由の1つに、お金で解決できる選択肢が日本よりたくさんあること。

お金があれば出来ることの幅が広がります。家政婦さんだって2人、3人と雇うことも可能です(豪邸に住むならばですが・・・)。お金さえあれば、毎日部屋でパソコンの前に座っていれば、全て家政婦さんが面倒をみてくれて、あたかもニートのような生活を堪能できます。

けれど、やっぱりお金が必要なんですよね・・・。あまりお金お金するのもイヤラシイですが先立つものは用意できるようにしておきましょう。