タイ語を話せることで感じる職場での違和感
タイで生活する上で、タイ語を話せるようになることは、色々と大きなメリットがあります。今回はそのメリットについて述べることはありませんが、タイ語が話せるようになった後に感じたことをダラダラと紹介していきます。
これはプライベートについてではなく、職場における状況に違和感を感じているためです。一見するとタイ語で会話をすることで、タイ人との職場における関係も良好なものとなってきていますが、一方で大きな壁が見え隠れしているのも事実です。
当然ながら、タイ語をネイティブばりに流暢に話せるわけではありませんが、基本的な日常会話や、仕事における指示等をタイ語で出来るようになると、なんだか違和感を感じるようになりました。では、一体でどのような違和感を感じるようになったのか紹介します。
職場の方々に言われた違和感ある発言
職場では、基本的に社内での業務を進めるために英語を公用語としてコミュニケーションを取ります。タイ人同士であればタイ語で話をするのは当然ですが、タイ人と日本人という関係ならば、英語を使うことが前提です。そのため、日本人が英語を話せることに対して、タイ人自身が驚き、私にとって違和感を覚えることをよく言われます。
1.あなたにはタイ人の彼女がいる
よく言われるのは、「あなたにはタイ人の彼女がいるから、タイ語をはなせるんだ」という決め付けです。本当にタイ人彼女はいませんし、過去にも付き合ったこともないにも関わらず、誰も信用してくれません。
タイ語が上達するのは、タイ人の彼女がいないと不可能なのか、それとも思い込みなのわかりません。ですが、何度否定しても、タイ人彼女がいることになってしまいます。頭が痛いです。
2.タイ人女性とのコミュニケーションのために勉強
会社の株主であるタイ人ボスに自己紹介したときに、たまたまタイ語を使って会話をしたときに言われた言葉です。
「タイ語を勉強したのは、タイ人女性とコミュニケーションするためなんだね。」とのお言葉を頂きました。
タイ人にとっても、なぜにタイ語を勉強して話せるようになったのか理解に苦しむのでしょうか?恐らく半分は冗談で言っているのかとは思いますが、おそらく半分は真面目に考えていっているのかと思います。
ただ、現在のタイにおけるビジネス環境では、英語を話せれば十分と言う考えはタイの中にあります(もちろん業界などにもよると思いますが)。だからこそ、ビジネスに不要なタイ語を話せる日本人は、彼らにとって怪しく見えるのでしょうか。
3.周囲のタイ人がタイ語で話すときにコソコソ話すようになった
明らかに良いことを言っていないとわかるようなことは、コソコソと話をするようになりました。私が聞いて、余計なことがバレないようにしているのは明らかです。だから、誰も私の近くでは下手なことは言わないように気をつけているようです。
逆に面白いのが、商談などで客先などに言った際に、面談相手の会社の方々がタイ語で話をしている際に、色々と本音を聞きだすことができるます。相手はまさか私がタイ語を理解しているとは思っていないため、タイ語で色々と話をしています。おかげで秘密の情報を入手できたりと便利です。
だから仕事関係の会社の方に対しては、よっぽど仲良くならない限りタイ語が理解できることは言わないようにしています。
4.あなたはタニヤ大学卒業ですか
タイ語が話せると、「タニヤ大学を卒業したんですね?」と聞かれることが何度かありました。もちろん、この言葉には違和感は感じておらず、単なるジョークとして相手も言ってきているので、こちらもジョークで返します。
「タニヤ大学は既に卒業し、現在はソイカウボーイ大学の修士課程です」と言えば、たいてい笑ってもらえます。
今でこそ昔話かもしれませんが、タニヤでタイ語を覚えた日本人は多かったのではないでしょうか。駐在員として日本から来ている方が、毎日の業務を終えて、タイ語を勉強できるような環境はそんなに無いと思います。やはり夜の飲み屋で女性に教えてもらうと、上手い下手は別として、タイ語を覚えるキッカケになるとは思います。
タイ語が話せるレベルにもよりけり
タイ語でタイ人と本当に 100% 打ち解けあう/理解しあうには、タイ語レベルが本当にネイティブレベルやタイ語検定1級レベルは身に付けたいと思います。また、イサーン語などを使いこなせると更に強みだと思います。ある程度のレベルに達したとしても、本当にそれで十分なのかは相手次第なので判断も難しいのですが。
当麺の私の目標は、株主のタイ人ボスと一緒にのみに行って、タイ語だけで打ち解けあうことです。まぁ、難しいだろうなぁとは思います。
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