タイで一人暮らしならサービスアパートをすすめる3つの理由

タイで長期滞在する場合の住居

タイで長期滞在する場合には、快適な住居を探す必要があります。職場に近い住居や駅から近い住居、予算に合った家賃の住居など色々と選択肢があると思います。ですが、タイでは住居を探すといっても、どのようなサービスを提供する住居なのかも大切な要因です。例えば、タイでは住居探しにおいて、3つのタイプから選ぶのが一般的です。

  • ホテル
  • コンドミニアム
  • サービスアパート

賃貸で住居を探す際の条件は、立地と費用の2つになると思います。特に賃貸料が自身の予算内になるかが一番重要であり、予算内で立地や内装などを選択していくことになると思います。ですが、私は予算や立地も大事だと思いますが、1人暮らしの方には、サービスアパートを選択することをお勧めしています。

タイのサービスアパートとは

タイで私がお勧めするサービスアパートとは、1日単位や1週間単位、1月単位で賃貸できるアパートのことです。単なる賃借アパートと違い、家具が一式揃っており、ベッドのリネン交換や部屋の掃除などのサービスがついているのが特徴です。

男性の1人暮らしにとっては、リネン交換や部屋の掃除はたいへん面倒だと思いますが、サービスアパートで生活すれば、毎週1回程度の頻度でアパートの従業員がかわりにサービスしてくれます。サービスアパートによっては、洗濯にも対応してくれます。

サービスアパートで生活すると、掃除や洗濯にかける無駄な時間を全てお金で解決できることが魅力です。その対価もたいして高くないのが魅力の1つです。

ただし最近では、コンドミニアムの建設ばかりが進んでおり、あまりサービスアパートをみかけることが少なくなりました。そのため、立地条件的に希望する場所にサービスアパートがあるのならば、私は選択肢としておすすめしたいと思います。

コンドミニアムの問題点

サービスアパートの場合は、アパートの管理者に対して賃料を支払うため、管理者が会社であるため対応もしっかりしているのが普通です。

タイでコンドミニアムを借りる際に注意して欲しいのが、コンドミニアムの賃貸契約を結ぶ相手が誰なのかということです。一般的に多いのが、コンドミニアムの部屋を購入した一般人のタイ人などのオーナーなどと契約することになります。

コンドミニアムでは1年契約などが多いですが、1年経過したときに更新しようと思っても、部屋のオーナーの都合で退去せざるをえなくなる場合もあったりします。

また、退去時の部屋の状況確認においても、入居時の状態に戻すとう条件で、うまく折り合いがつかずにトラブルになることもあります。

サービスアパートの場合は、賃貸契約の相手が会社なので、このような個人的なトラブルは非常にすくないと思います。

サービスアパートのデメリット

サービスアパートは必ずしも長期滞在の方が住むわけではなく、短期の旅行者なども利用することがあります。そのため、時には騒がしい住人たちが滞在することもあります。旅行者などは夜遊びをして帰ってきたりしたときに、アパートの廊下などで大声で話をするなど、迷惑な人も多くいたりします。

コンドミニアムとは違って、部屋内には家具や家電などが一式揃っているので、特に何も買う必要もなく生活を開始することができます。ですが、部屋のインテリアを自分の好みにかえようと思っても、既に設置された家具などを処分するわけにはいかず、部屋の模様替えなどは出来ることが限られてしまいます。

また、サービスアパートはホテルと違って、施設内にレストランがないため、朝食などは自分で対処しないといけません。多くのサービスアパートの建物内や敷地内には、コンビニや屋台、飲食店があるので困ることはないのですが。

数年の滞在ならサービスアパートが便利

バンコクで有名なサービスアパートと言えば、ジャスミンです。スクンビットのソイ23にあるジャスミン エグゼクティブ スイートは多くの日本人が生活していると思います。ただし、スタジオタイプで47,500 バーツから、1ベッドルームなら63,000 バーツからと決して安くはありません。

ですが、駐在員のような数年間という期限付きの出向者にとっては、一時的に借りられるサービスアパートはとても便利だと思います。家電製品などを一式揃える必要もありませんし、部屋の掃除や洗濯などもサービスでやってもらえるのでたいへん楽です。

もし長期的にタイ移住して生活を続けるなら、サービスアパートよりもコンドミニアムなどのほうが、自分で部屋のインテリアなどを決められるため、プライベートの生活時間を楽しめると思います。そのため、タイでは自分の生活スタイルにあった住居探しが、快適な対生活を送る上でも重要になってきます。。