タイで生活するメリットの1つは、旅行先の選択肢が増えること

タイは東南アジアの観光大国

タイの魅力は色々とありますが、その魅力に嵌っているリピーターの観光客はとても多いと思います。なぜにタイなのかと問われれば、そこにタイがあるから、とでも言うのでしょうか。とにかく、タイに何度もリピートで訪れる方は多いです。

タイ国内には見所がたくさんあるため、夏季休暇として1週間程度の休みで訪れるには日数が足りません。そのため、何度もタイに訪れる方が多いのかと思います。

日本からタイに来るためには、飛行機で約6時間程度の移動時間を要してしまいます。この移動時間だけでなく、日本国内での空港への移動時間や、空港で出発までに要する時間を考えれば、移動だけで1日はとられてしまいます。

一方でタイのバンコクには、スワンナプーム空港とドンムアン空港という2つの国際空港があります。アクセスはタクシーかエアポートリンクになりますが、バンコクの都心から案外近くにあります。どちらも空いている時間帯なら、バンコクの街中から1時間以内で到着できます。

更に、タイは国境を有する近隣諸国が多くあり、飛行機で行く場合ならば、合計の所要時間が約3時間以内で到着可能できるな場所がたくさんあります。さらにタイ国内から、チェンマイやウドンタニ、プーケットなどへの移動でも、飛行機ならば1時間以内でバンコクから行くことができます。

このアクセスの良さは、日本にいるよりタイにいるほうが旅行先の選択を楽しめる要因として大きいでしょう。

タイに訪れる観光客は3,260万人

2016年にタイに来た観光客の数をタイ観光省が集計したところ、約3,260万人にもなったそうです。2015年には2,988万人がタイを訪れたそうです。

2016年の訪タイ外国人9%増、3260万人 日本人は144万人 (リンク切れ)

1つ疑問なのが、何故に毎年、タイを訪れる観光客が増えていくのでしょうか?それまで発展途上国だった国の人が裕福になり、海外旅行を楽しめるようになっているからでしょうか?それとも、タイが観光地としてより一層認知が広がっているからでしょうか。あるいはリピーターが増えているのでしょうか。格安航空会社 LCC の利便性も良くなっているからでしょうか。

恐らく全ての理由が該当すると思います。最近ではタイに訪れる中国人や台湾人の数が半端なく増えました。街中で中国語で話をしている観光客を目にすることが本当に増えています。モールやショッピングセンターでも、大人数で買い物を楽しんでいるのは中国人の団体であることが殆どです。

日本人観光客も増えてもらいたいですね。偏った意見ではありますが、タイ人からも日本人の観光客はスマートなので、タイに来るのは大歓迎だと言ってもらえたりします。

ジャパニーズマネーが最近は弱くなっていますが、まだまだタイの物価は日本よりも低いので、チャンスがあれば、ぜひともタイに観光に訪れて欲しいと思います。距離や費用などからも、欧米に行くより気楽だと思います。

タイ生活における海外旅行

先ほど、タイから近隣諸国に移動する時間がたいへん短いといいました。実際に、日本のような島国と比べて、他国へのアクセスは圧倒的にタイのほうが良い環境です。

タイの近隣諸国といえば、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマーがあり、少し遠出をすれば、フィリピンやベトナム、ネパールなどが候補になると思います。

私の知り合いでも、週末にはマレーシアやラオスに旅行する人が多いですし、3連休ともなるとフィリピンやベトナムまで足を運ぶ人もたいへん多いです。

日本であれば、3連休程度の短期の休みなら国内旅行を選択せざるを得ないのですが、タイにいると国外旅行が簡単に選択肢の1つとして考えることができます。

タイで生活するうえで、余暇の楽しみ方はたいへん重要ですが、簡単に国外への旅行を検討できるのは大きな魅力の1つではないでしょうか?

当然ながら飛行機のチケット代も安く、LCCの航空会社ならば、1万五千円程度で近隣諸国に訪問することができます。日本なら、関西から東京にいくのに新幹線で2万円以上かかることを考えれば、リーズナブルではないでしょうか?タイなら1,000円以内でバンコク市内から空港までいけると思います。

旅行を楽しめるだけの給与

旅行に行くためには、タイで得られる給与も大事です。収入が多ければ、余暇に使えるお金も多くなりますので、収入がどれほどあるかは重要な要素です。

ところが、日本人の最低賃金である5万バーツでもやり繰りを上手くすれば、毎月どこかに旅行するぐらいは簡単に実現することができます。散財はできませんが。

もし海外旅行が好きならば、あなたも海外で働く場所の1つとして、タイは絶対に選択肢の1つになると思います。かと言って、月額5万バーツの給与で働くことをおすすめしている訳ではありません。

私は週末に旅行にいけなくても、お酒を飲みながらダラダラできるだけでも幸せなんですけどね・・・。