日本での就業経歴を積む
日本での就業経験を積むことで、タイで転職活動するときに有利になることがとても多いです。
日本での就業経験が求められるのは?
全ての求人を募集する企業に当てはまるわけではありませんが、多くの企業が日本人の求人を行う場合、タイで即戦力となれる人材を求めています。
つまり、大卒で社会人経験のない人材を、一から育て上げるつもりはなく、すぐにでも売り上げに直結するような働きが求められます。そのため、日本で最低でも3~5年の就業経験がある人材のほうが、就職/転職で成功しやすい場合が多いと思います。
意味のある就業経歴とは?
日本で社会人として働いていたというのは、アルバイトや派遣社員としての経歴は考慮に値しないことはおわかりだと思います。「働いていた経験を通じて、何を学んだのか?」ということを職歴としてアピールできることが大切なポイントとなります。
タイで就職/転職する場合、異業種への転職も十分にチャンスはありますが、これまでの職歴・経歴を活かした「使える人材」であること、が求められます。
では、即戦力と言われるような職歴・経歴とはなんなのでしょうか?例としては、以下のような事が言えるでしょう。
- 過去の職歴を活かし、同じ業界で転職先を見つけること
- 大学で学んだことを活かせる業界に就職すること
- 過去にあげた実績(表彰や特許など)を紹介できること
日本では馴染のない推薦状
日系企業では、就職や転職活動において推薦状を提出することはあまりないと言えます。ですが、タイ現地企業や欧米企業では、推薦状を評価することも多くあります。以前の職場の上司や社長に推薦状を書いてもらい、それを応募先の企業に提出することで、1つの経歴の証明とすることが可能です。
日系企業での就職ではあまり馴染がないので、推薦状が必要となることはタイでもほぼ無いとは思います。ただ、もし推薦状を使えるのであれば、自身のキャリアを紹介する上で、応募先企業へのアピールになることは間違いありません。