タイの雨季に起こる突然の雨
友達と飲みに行ったある日、飲み会もお開きとなり帰宅しようかと外に出ると、外は豪雨の真っ只中でした。晴れ男(自称)なのですが、一向に雨が止む気配がありません。しかし明日も仕事が朝早くからあるので早く帰りたいという気持ちと、既に深夜だったので、どうしても帰宅すべきという選択肢となってしまいました。でも、豪雨の中を移動して、雨で濡れたくありません...。
タイでは突然の雨というのは良くあります。先ほどまで暑いぐらいに晴れていたのに、1時間程度であっという間に雲行きが怪しくなり、そのまま豪雨到来というパターンです。
タイでのあるあるですが、バイクタクシーに乗って移動している最中に雨が降り出すことや、店から外に出ようと思ったら外は雨だった、というタイミングの悪いこともしばしば起こります。
傘が無ければ雨宿りするのも1つの手ですが、雨が止むの待つための店が近くにない場合や、雨が激しくて近くの店まで移動するのが困難な場合、次のアポイントがあるため雨宿りする時間がない場合など、色々な事情があると思います。
そんな傘を持っていないときの対処法にも色々とあります。
雨のときの移動ではタクシーに乗る
対処法と言って偉そうに言いましたが、結局は雨が降っていた場合にはタクシーでの移動しかありません。では、雨降りのときにタクシーをどのように呼べば良いでしょうか?
1681番でタクシー会社に電話する
タイのタクシーにはGPSセンサーを搭載している車が増えました。このGPSシステムを搭載したタクシーであれば、電話で呼び出すことができます。
番号は「1681」です。「1681」に電話をかければ、オペレーターに繋がりますので、タクシーの配車を依頼します。その際には、次の3つを伝えて下さい。
- タクシーを待つ人の名前
- タクシーを待つ現在地の住所や、ビルの名前など
- タクシーでの行き先
上記を伝えれば、早いときは約5~10分で、近くにいたタクシーが迎えに来てくれます。ただ問題点は1つ、オペレーターとの会話はタイ語です...。
近くにいるタイ人にタクシーを止めさせる
タイでは、ビルの前などにセキュリティの方が立っていたりしますし、店の呼び込みなどもいたりします。その方に、20バーツ程度のお金を掴ませ、タクシーを掴まえてもらいます...。
雨が降っていて身動きが取れないときに、セキュリティの人が近くにいて手助けしてくれそうな場合はお願いします。何故か?というと、タイでは乗車拒否が多いため、何度も声をかける必要があるからです。
例えば、ビルの前のセキュリティを担当する警備員は傘を持っていると思いますので、雨が降っていても、しっかり買収さえしておけば、張り切ってタクシーを捕まえてくれると思います。
雨対策のため社有車で常に行動する
仕事のときに一番安心なのは、常に社有車で客先への移動を行うことでしょう。人によっては、運転手付きかもしれませんし、自分で運転するかもしれませんが、車で常に移動していると、突然の豪雨でも安心なのは確かです。
ただ、移動先の場所によってBTSやMRTを利用した方が便利な場合もありますが、そこは割り切って社有車を利用するのも手かもしれません。
ただ、豪雨で道が洪水になることもタイでは多々あるため、お気をつけくださいませ。
あまりにも激しい豪雨の時は諦めも肝心
いくらタクシーが多く走っているタイでも、雨が降っているときは利用客も多いので、激しい争奪戦が繰り広げられます。ですので、タクシーが捕まらないと思ったら、諦めて雨宿りしましょう。
傘をさしても濡れるぐらいの豪雨なら、おとなしく雨宿りしたほうが得策です。もちろん客先へのアポが控えている場合は、相手に遅れるための上手い理由が必要ですが...。
私は飲みに行って、帰るときに雨が降っていたら、基本的には迷わず店に戻って飲みなおします。次の日の仕事のことも、酔っているときは怖くないのですが、次の日の朝になっていつも後悔しますが。
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