タイで飲むブラックコーヒー

仕事始業前と休憩時に欠かせないコーヒー

仕事の始業前や業務の休憩時間にコーヒーを楽しまれる子方は多いのではないでしょうか?私ソンチャイもコーヒーは1日に3杯は最低でも飲むほどコーヒーを嗜んでいます。なんとも言えませんが、コーヒーを飲むとホッとします。また、休日の朝に飲むコーヒーも、1日を始めるスイッチのような役目で大変好きです。

ブラックコーヒーを購入する際には注意が必要なタイ

タイではコーヒーを購入する際に苦労、というより失敗することが多々あります。というのも、日本ではブラックコーヒーか砂糖入りコーヒーかの違いは言わなくてもわかる思います。例えば、自動販売機やコンビニなどで購入できるコーヒーなら、ブラックか砂糖入りかの違いははっきりしています。ですが、タイではブラックコーヒーと思って買ったコーヒーが砂糖入りだったなんて悲劇がよくありました。

以前コンビニで「ピュアブラック(Pure Black)」と表記されていた缶コーヒーを購入したのですが、これもブラックコーヒーではありませんでした。缶のデザインも黒を貴重にしていたので、日本でなら間違いなくブラックのはずなのに、タイででは砂糖入りだったのです。飲んだときの最初の一口は、甘が口に広がり悶絶してしまいました。

タイのコーヒーは基本的に甘い?

タイ人と日本人の嗜好の違いなのだと思いますが、タイで購入できるコーヒーは、基本的にどれも甘い商品が多いということです。最近ではコンビにでもブラックの缶コーヒーを見つけることが出来るようになりました。ですが、コンビニの店舗によっては一切ブラックコーヒーが販売されていないこともあります。

実際にタイ人に聞いてみても、甘さの無いコーヒーは苦いだけで美味しくないという回答がほとんどです。中には無糖のブラックコーヒーを好んで飲むタイ人もいるのですが、少数ではないでしょうか。

チェーン店のコーヒー価格は高いのか?

写真に掲載したコーヒーは、カルフール内にあるチェーン店でコーヒーを飲んだときのものです。このコーヒーは完璧なブラックだったので、当然ながら甘く無いことに感激でした。エスプレッソ・マシンを使った、インスタントとは違う、豆を楽しめるコーヒーです。

ですが、一杯が35バーツ(約120円)するので、屋台でカオパッ(焼き飯)を食べるぐらいの価格設定です。日本人の方にとっては安いと思いますが、タイの物価では不思議な感じです。例えば、スターバックスなどは、350円ぐらいの価格設定ですが、多くのタイ人客やビジネスマンで賑わっています。こういうところに、タイ経済の成長と、タイ人の所得上昇が関係しているのかと考えています。

チェーン店でもブラックの念押しが必要

タイでは、ブラックコーヒーを注文しても、きちんと「砂糖とミルクは入れないでください」ということを念押ししておかないと、砂糖入りやミルク入りとなったりすることもあります。タイの人によっては、ブラックコーヒーを飲むことが理解できないようです。

会社近くのコーヒーチェーン店の Amazon にてアメリカンコーヒーを注文したとき、アイスで頼んだのですが、何も聞かずにシロップを入れられてしまったことが何度もあります。最近でも「甘くしないでね!」と言うのを忘れたときには、甘いコーヒーが出てくる失敗を繰り返しています...。