ちょっと嬉しかった海外における現地人との触れ合いとは

人との触れ合いがありますか?

仕事で忙しく、ただ仕事だけで1日が終わってしまった、というようなことはありませんか?それが1日だけならまだしも、日常的に仕事に追われてしまい、毎日の生活を楽しめていないようなことがあれば、勿体無いですよね。

平日は、当然ながら決まった時間に出社しなければなりませんし、仕事が終われば基本的には帰宅するだけの単調な生活が続いてしまうのは、社会人の日常生活ではよくあることかもしれません。

私も日によっては仕事がたいへん多忙で、仕事をかたずけるだけで一日がほぼ終わってしまうことがあります。ですから、仕事以外に特に何もしなかったと思うことがないように、せっかくの1日なので何か1つでも良いから取り組みを持ちたいと思っています。

例えば、1日をより充実させるため、仕事が終わった後でスポーツジムに行って運動したり、趣味のサークル活動に参加したり、友人と晩御飯を一緒に取ったりすると思います。また、家族を持っている人ならば、一家団欒が一時の安らぎになるのかと思います。

私も日本にいたときの平日は、毎日が仕事と家の往復だけで、家に帰れば1人で趣味に没頭するような生活でした。けれど海外で働きだしてから、人との触れ合いが増え、なにかしら毎日面白いと感じることを経験できています。

特に人と触れ合えることは、気持ち的にもプラス思考になり、健康的なな生活に繋がっているように思います。確かに仕事が忙しいこともありますが、ストレスを感じることはなくなりました。

海外では周りの人との付き合いが大切

以前の記事で紹介したように、タイに来てからと言うもの夜遊びの頻度が私は明らかに多くなっています。ほぼ毎日のように仕事が終わると誰かと一緒に遊んでいます。

ほぼ毎日タイで夜遊びしているのは頻度多すぎでしょうか

晩御飯を外食する頻度が増えることや、接待による付き合いが増えることも大きな要因ですが、どんどん増えるタイ人の友人や、住んでいるマンションの近所付き合いなどが広がることで、毎日なにかしらの用事ができてしまいます。そうなると、当然ですが周りの人との仲が深まり、色々な人にも顔を覚えてもらえるようになり、好循環が生まれていきます。

近所付き合いなどは、最初は挨拶だけだったのが、次第にちょっとした日常生活の状況確認や、冗談を言い合うような仲に発展していけば、後は仲良く酒を酌み交わす始末です。何気ないキッカケから、友達は増えていくものだと思います。

若手日本人をタイで採用した結末

私の会社で、以前に20代前半の若手を採用したことがあったのですが、結果的に試用期間の約4ヶ月を過ぎることなく退職してしまいました。

彼は礼儀も正しく、仕事でも積極的に自分から取り組みような姿勢だったので、今後の成長が期待されていました。最初は良い社員を採用したなと思っていたのは事実です。ですが、2ヶ月を過ぎたあたりから、どうも様子がおかしいなと感じるようになりました。

その直後に、その若手社員は無断欠勤するようになってしまいました。そして出社しては、欠勤するようなことを数回繰り返し、結果的に退職に至ってしまいました。海外で生活経験が無い人が海外就職したときに、このような無断欠勤して退職してしまうことは多いそうです。

彼が退職する前に、いったいどうしたというのか理由を聞いてみました。彼曰くは、タイに来たけれども、仕事以外で頼れる人もいなく、溶け込めるコミュニティも無いため、結果的に仕事に対する意欲も失ってしまったというのです。確かに、鬱病に近い状態だったのかもしれません。

海外で生活する場合には、ストレス発散できるような環境がないと、1人で家に閉じこもってしまい、どんどん気持ちも落ち込んでいくのかもしれません。

ちょっと嬉しかった何気ない日常の触れ合い

先日、仕事が終わって、家に帰ろうと会社を出たときのことです。

駅に向かって道を歩いている私の後ろから、クラクションを鳴らして来るタクシーが1台いました。振り返ってみると、タクシーの運転手は、ご近所に住むタイ人のお兄ちゃんです。

そのときまでは、特に友達と言うほど親しい仲でもなく、合えば挨拶する程度の仲でした。

そのお兄ちゃんがクラクションを鳴らしたのも単なる挨拶がわりなのかと思って手を振ったのですが、私の横までタクシーを近づけると、車の中から「乗れ乗れ!」と誘ってくるのが見えました。

駅から私の家まで、けして近くはなく、結構な距離はあるのですが家まで送ってくれるとのことでした。彼もタクシーの仕事は終わりにして、これから帰るから、道中の私のマンション前まで送ってくれるとのことでした。それまで特に親しかったわけでもないのに、驚くとともに、たいへん嬉しかったです。

家に送ってもらうまでの間、仕事やプライベートのことで色々と話をして親睦を深めたのですが、家に着いてからも話がつきないので、そのまま近所の友達もさそって宴会する流れになりました。

人との触れ合いが、ちょっと素直に嬉しかった1日でした。

外国人は周りから目立つ存在

日本人は海外では当然ながら外国人として見られています。いくらアジア人と見た目が似ているからと言っても、日本人と言うだけで、その土地の人からは外国人として見られており、周りからは目立つ存在になっています。

私のマンションにも何人か日本人が住んでいるのですが、マンションに住むタイ人たちには、彼ら/彼女らの家族構成や職業、プライベートなどが色々と知られています。

「先週の金曜日に、あの日本人が、タイ人の女の子と一緒にマンションに帰ってきた」というような話題は、当然タイ人も大好きです。酷いときは、LINEでタイ人同士で情報が共有されていたりしています...。

何も知らないのは当事者の日本人だけ。

普段の生活において、日本人だからといって特別扱いされる訳ではないのですが、目立つ存在としてタイ人たちから見られています。そのため、日頃から良い日本人だという印象を持ってもらうことが、タイ生活を円滑にする秘訣でもあります。

先ずは、ご近所さんとの朝の挨拶を笑顔で行うことだけでも十分です。

日本の都会では、お隣さんでも知らん振りするような社会になっていると思いますが、海外では人との触れ合いを大切にしています。ご近所さんとの挨拶だけでも、十分気持ちよいですよ。

けど、私のことについて陰でどんな噂が流されているのか気になります...。