年2回のボーナス支給時期
企業で勤める方にとって待ち遠しい時期がやってきたと思います。そう、冬のボーナスの支給日です。
多くの企業が、夏と冬の年2回に分けて賞与(ボーナス)を支給すると思います。しかしながら、会社の業績や景気動向によっても支給額が左右されるため、一喜一憂される方も多くいるのかもしれません。
公務員の方の冬のボーナスは12月10日に支給されると思いますし、民間企業の方は12月10日前後に予定されていると思います。まもなく支給日になので、待ち遠しい方も多いと思います。
もう既に使い道を皆さんは決められましたでしょうか?中には、全額貯金するという方もいるかもしれませんが、ボーナスで欲しかったものを購入したり、旅行に出かける方も多いと思います。
私もボーナスが支給されると、欲しかったものを買うために使います。タイに移住するまでは、海外旅行に全て消えていたのですが、海外で生活することで、旅行欲よりも物欲が増えたような気がする今日この頃です。
ボーナスを受け取る権利
ほぼ一般的ではあると思いますが、多くの企業は、ボーナス支給日に在籍している社員に対してのみ、ボーナスを支給すると思います。
ところが、優良企業では、賞与を受け取る権利を持つを退職者に対しても賞与を支給します。
例えば、ボーナスを6月と12月の年2回支給している会社があるとします。
この会社の2016年6月のボーナスの査定対象期間が、2015年11月1日から2016年4月30日までだったとします。その会社で4月30日まで働いていた社員は、ボーナスを受け取る権利があるのでしょうか?
確かに査定対象期間は4月30日までとなっており、4月30日まで在籍していれば、ボーナスの支給対象に違いありません。
ですが、結局は企業の持つ就業規則で全て決まってしまいます。
つまり、就業規則で「賞与対象者は、支給日に在籍する社員に限る」というような文言があれば、いくら4月30日まで働いていても、ボーナス支給日に在籍していなければ、ボーナスを受け取る権利はありません。
優良企業は退職者にもボーナス支給
私が以前に在籍していた企業は、ボーナス査定期日まで在籍していた社員は、ボーナスを受け取る権利があるとされていました。
なんて優良な企業なのでしょう!
会社を辞めてからのある日、退職した会社から多額の振込みがあったことを覚えています。最初は間違って振込みでもされたと思い、会社に問い合わせてみると、ボーナスを支給したとのことでした。
まさか私はボーナスを支給されると思っていなかったので、「棚から牡丹餅」気分でラッキーを味わったことを覚えています。
まさかボーナス支給日までに退職した場合でも、ボーナスを支給する会社があったとは、その時まで知りませんでした。
通常は入社するまで社規定を読むことはできませんが、今にして思えば優良企業でした。ボーナスだけでなく、福利厚生でも充実しており、文句の付けようがなかったと思います。
ボーナスを支給されてから退職するのが常套手段
一般的にはボーナスの支給は、支給日に在籍している人に限られていることが殆どです。ですから、ボーナス支給日が目の前に迫っているのに退職するのは得策ではないと思います。給料の3ヶ月分程度を受け取れるのでしたら、かなり大きい収入になると思います。
ですから、退職することを決めたとしても、退職日はボーナス支給後にするのが賢い選択です。実際に、タイなどの東南アジアでは、ボーナスを支給された後の月末や、翌月に退職する人がたいへん多くいます。逆にボーナス目前で退職するのは、よっぽどの理由が無い限りおすすめしません。
タイの企業は、一般的に年1回だけ12月にボーナスが支給されます。ですから、今月12月は国内の消費活動が一気に高まると思います。
最近良く聞くボーナスの使い道
私の偏ったタイ人の友人にボーナスの使い道を聞くと、ショッピングと海外旅行という回答が多かったように思います。
ショッピングという人は電化製品を欲しがっており、特に大きな出費となる白物家電はボーナスで買うという人が多かったです。また iPhone などの高級スマートフォンを買うという人も多かったです。
海外旅行と言う人は、ニュージーランドやオーストラリアなどに行く人もいたりしたのですが、シンガポールとマレーシアに行く人が多かったです。海外ではなくても国内旅行に行く人も当然いるとは思いますが、私の友人たちは国内にいくより海外に行きたいということで、人気はなかったです。
家族の思いの友人は、実家にお土産を買って帰るという人たちもいました。私の周りは地方からバンコクに出てきている人も多く、正月休みに実家に帰って親孝行という人たちもいました。
私のボーナスの使い道ですが、今年は部屋のインテリアを一新しようかと思います。主にワークスペースの充実が課題かなと。皆さんもボーナスの使い道は決まっていますか?
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