お昼は誰かと一緒にご飯を食べるより、一人で気ままに過ごす

お昼休みは誰と一緒に食事するのか

会社で働いているときの楽しみの1つは、お昼休みの昼食です。朝食を食べている間から、今日のお昼は何を食べようかと思案するぐらい、食に関して意地汚い(?)生活をしております。

日本で働いていたときには、昼休みになった途端、同僚の方々が「今日は何食べる?」と、昼食に誘ってきたことを思い出します。私はいくつかの部署を渡り歩いた経験があるのですが、部署異動するたびに、また新たな昼食仲間ができる、という感じでした。

たしかに、私は気の合う人と一緒に食事をするのも好きですが、1人で食事に行くのに抵抗がありません。むしろ無理に誰かと一緒に食事をするより、1人で食事をするほうが気楽なことも多いと感じています。

かつて、カウンター席の1人分のスペースごとに両隣との壁に仕切りを設けたラーメン屋が注目されました。また、何年か前にある大学では、1人でも食事しやすいように学食の食堂のテーブルの真ん中に仕切りを設けて、1人での食事をしやすいように工夫していました。

少し例は古いかと思いますが、個の社会というのがウケルようになってきたのかもしれません。一方で、便所メシというような言葉もあるぐらい、1人で食事することは恥ずかしいという変な雰囲気もあるのには驚きです。

会社で同僚と食事をしたくないケース

私は昼休みの昼食は、1人で食べるときもあれば、同僚と食べに行くときもあると言いました。つまり同僚から誘われても、昼食を1人で食べるときの場合は、以下のような状況です。

  • 昼休みになっていても、仕事の区切りが未だ付いていないとき
  • 昼休みの時間に、客先に移動する必要があるとき
  • 考え事があり、1人で食事しながら思考したいとき
  • 気の合わない同僚と一緒に食事したくないとき

基本的に食事に誘われて断りたくなるのは、食事を一緒に食べたくない人に食事を誘われた場合です。そのような時は、例え本当ではなくても上記の1番目の理由を言い訳にしながら、丁重に食事を一緒にできないと断りを入れています。では、どんな同僚とは一緒に食事をしたくないのか思い浮かべてみました。

  • 昼食中に会社の愚痴を言う
  • 昼食中に上司の愚痴を言う
  • 昼食中に同僚の愚痴を言う

せっかく息抜きできる昼食の時間なのに、愚痴なんかにつき合わされたのでは、自分のストレスが溜まってしまいます。業務上の情報共有や、仕事の進め方の相談などを受ける分には大歓迎です。でも、愚痴を言う人とは、絶対に食事をしたくないと思います。

「部長は仕事を理解していない」、「課長は仕事ができない」、「俺ならこうする」というよう批判論ばかりが会話の中心になっている人です。

せっかくのお昼が...という思いで哀しくなります。

私が1人で食事をする3つのメリット

私は1人で昼食を食べることも大好きです。例えば以下の理由です。

  1. お店選びを、他の人の意見に左右されずにすむこと
  2. 自分のペースで食事を楽しむ時間を過ごせること
  3. 食事の時間を自由にずらしたりできること

1つ目の理由は、店選びは自分で決めたいということです。その日の気分によって食べたいものは変わります。時には、気になっているお店を新規開拓したいということもあります。そのためにも1人というのは都合が良いです。以前、会社の人と食事に行くことになったのですが、私はタイ料理の屋台でホルモンスープを食べたかったのですが、会社の人はホルモンが食べられないため、別の店に変更しなければならなかったこともありました。

2つ目は、昼食時に考え事したい場合や、スマホで調べ物をしたい場合です。誰かと一緒に食事していると、相手がいるので自分の世界に入り込むのはいかがかと思いますので、考えことは出来ませんし、スマホでずっと調べごとしているのもどうかと思います。

最後の理由としては、昼食を自分の好きなタイミングで始めたり、切り上げることができるためです。オフィスに戻りたくても、食事を一緒にしている人が話を切らないと、なかなか帰りづらいというのがあったりします。また、遅めに昼食をとりたいと思う日もあったりします。

1日3食食べて、一生に食べられる食事の回数

ときどきふと思うのですが、1日に3食を食べるとした場合、残りの人生で何回食事をできるのか。皆さんも電卓叩いて計算したことはありませんか?案外、残り回数は少ないものだと思います。

毎回の食事は楽しむのが一番です。だから、食事をするときには、極力一緒にいて楽しい人、楽な時間を過ごせる人だけとご一緒します。せっかくの昼食の昼休み、有意義に使いたいですよね。

ちなみに今日も1人で昼食を食べました。カオマンガイ、1皿 35バーツ。まさに「誰にも邪魔されず、自由で救われた時間でした(By 孤独のグルメ)」。