スタッフとのコミュニケーションにランチミーティングを活用する3つのメリット

非効率な集まりが多い社内イベント

社内で親睦会や歓送迎会を開催されると、決まって週末金曜日の業務終了後という予定になっていることが多々あります。どうもイベントというと、すぐにお酒を飲む会になってしまい、次の日が休日となる週末に開催されることが多くなりがちです。

なぜか常に親睦会等のイベントは業務終了後に始める、お酒を飲むことが当然という固定観念を持っている人が本当に多いですよね。そして参加しない/できない場合は、他の人たちから付き合いが悪いという評価まで受けてしまう始末です。

週末なんて、各人のプライベートの予定で埋まりやすいにも関わらず、なぜか金曜日が選択されています。そのため、幹事なる人も参加者の予定の確認や調整で、結構面倒な時間を要しています。

私は基本的な社内のイベントには昼食を活用しています。つまり、ランチミーティングを頻繁に取り入れるようにしています。

ランチミーティングの3つのメリット

私がランチミーティングを開催する場合には、以下のようなイベントを催すときです。

  • 新入社員の歓迎会
  • 退職者や異動者の送迎会
  • 四半期ごとの決算報告会
  • プロジェクト終了の報告会
  • 成績優秀者の表彰会

企画次第では、いくらでもイベントを開催することができると思います。また、ランチミーティングにすることで、メリットがあります。

1.決められた時間で開催目的を達成できること

業務終了後にイベントが開催されると、どうしても各参加者の集まる時間帯がバラバラになってしまい、イベントの進行が滞ったりします。

また、お酒が入るような席では、ついグダグダになりがちなこともデメリットかと思います。

一方で、ランチミーティングであれば、決まった時間に参加しやすいこと。1時間半程度で会を締めれることなど、時間を有効に使いやすいと考えています。

2.参加者を増やしやすいこと

人によっては、定時終了後の会社のイベントには絶対参加しない考えの方もいます。また、定時後はプライベートの予定が入りやすいため、どうしてもプライベートを優先する人が多いと思います。

ランチミーティングであれば、意外に気軽に参加できるのか、参加率が高いと思います。短時間に終わることが事前にわかっていますし、業務と業務の間の休憩時間なので、皆で誘い合って参加しやすいということなど、色々と理由があると思います。

あまり良くないですが、ランチミーティングという名目では、業務の延長的な意味合いもあるので、参加するように縛りやすいというのもあるかもしれません。出席できない言い訳を作らせにくい、というのもあるかと思います。

3.会費が安く抑えられること

一番大きな理由としては、会費が安く抑えられることです。

参加者も夜のイベントなら、会費が高くなってしまい、尻込みすることもあります。実際に、タイでは、タイ人のスタッフの給与があまり高くないため、あまり高い会費は好まれません。

一方で、管理職はある程度の会費を負担することは海外では多くあります。仮に、10人参加者がいて日本食を食べに行った場合、1人当たり 300THBの食費であれば、合計3,000THBになります。このような場合、管理職の方は最低でも半額ぐらいは払う、あるいは全額払うなど、出費を考慮しておいたほうが良いと思います。

また、会社で会議費として予算を持っておいて、その中から会費を出すようにすることも良い考えかと思います。

英語でランチミーティングを伝える場合

英語でランチミーティングを開催は、「Luncheon Meeting」または「Lunch Meeting」という単語を使えば問題ありません。今日は昼食しながら会議しましょうと提案したければ、「Today, lunch meeting!」と言えば、英語が苦手な人にも簡単に通じると思います。

ちなみに、昼食を食べながら会議することを英語で言う場合には、以下のような言い方ができると思います。

  • luncheon meeting / lunch meeting
  • luncheon conference / lunch conference
  • luncheon party / lunch party

3つ目の Lunch Party になると、新入社員や退職者を歓送する会に使えると思います。例えば、「Luncheon Welcome Party」や「Luncheon Farewell Party」のように使えってみては如何でしょうか。

東南アジアでは費用負担が大きな意味を持つ

ある日系企業で、新しく日本から出向でタイで働くことになった方の話です。その方は、立場上は部長と言う役職です。直属の部下は、日本人やタイ人を含めて約40名おり、Welcome Party を開催し、約30人が参加したそうです。

皆さんのご推察の通り、この会の費用はこの部長が全額払うことになったそうです。合計で約 30,000 THB(食事代とアルコール含む飲み物代)かかったそうです。彼曰くは、タイ人スタッフたちに嵌められたと言っていましたが、タイではよくあることです。

他にも誕生日会も要注意です。というのも、誕生日の人がパーティー費用を全額負担するのがタイです。皆さんも誕生日に、あなたの誕生日会を開きましょうと言われたら、気をつけたほうが良いですよ。

私が誕生日会を開いた時ですが、私が誘った友人が、さらに友達を連れてきたため、知らない人も含めて30人ぐらいが集まってしまったことがあります。当然、精算は私が全額負担しましたよ...泣。